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第9回空調設備雑学講座

皆さんこんにちは!
三絆空調設備、更新担当の中西です。

 

今回は、不具合の注意点

ということで、ここでは、空調の不具合の代表的な特徴と、注意すべきポイントを詳しく解説します♪

 

空調設備業において、空調機器の不具合は避けて通れない課題です。不具合が発生すると快適性が損なわれるだけでなく、健康リスクや業務効率の低下、エネルギー消費の増加にもつながります。

主な不具合の特徴

1. 冷暖房の効きが悪い

冷房や暖房の効果が弱い場合、以下のような原因が考えられます:

  • 冷媒ガスの漏れ

  • 室内外ユニットのフィンやフィルターの詰まり

  • コンプレッサーの劣化

2. 異音や振動

異常音や振動は、ファンモーターやベアリングの劣化、部品のゆるみなどによって引き起こされます。放置すると大きな故障につながる可能性があります。

3. 水漏れ

ドレンパンやドレンホースの詰まり、もしくは勾配不良によって水漏れが発生することがあります。これは建物の内装に悪影響を及ぼすため、早期の対処が必要です。

4. 異臭

カビや雑菌が内部に繁殖している場合、異臭が発生します。衛生面でのリスクが高まるため、定期的な清掃とメンテナンスが不可欠です。


不具合を防ぐための注意点

1. 定期点検の実施

年に1〜2回の定期点検で、異常の早期発見・早期対応が可能になります。業務用設備の場合は季節の変わり目に点検を行うと効果的です。

2. フィルターの清掃・交換

フィルターの汚れは風量低下や空気の質の悪化に直結します。家庭用でも月に1回程度の清掃を推奨します。

3. プロによる保守管理

素人判断で分解や修理を行うと、かえって症状を悪化させることがあります。必ず専門業者に依頼しましょう。

4. 使用環境の見直し

設置場所の風通しや室温条件も重要です。日射の強い場所や換気不十分な空間では機器に負荷がかかりやすくなります。


空調機器の不具合は、初期対応を誤ると大きな修理費用や機器の寿命短縮につながります。日常的なメンテナンスと専門業者による点検を組み合わせることで、長期的に安定した稼働を実現できます。

 

 

 

三絆空調設備では、豊富な保守プランと専門スタッフによる確かな技術で、空調設備の長寿命化と安定稼働をお手伝いします。ぜひお気軽にお問い合わせください!

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