-
最近の投稿
アーカイブ
カテゴリー
投稿日カレンダー

皆さんこんにちは!
三絆空調設備、更新担当の中西です。
今回は、ヒアリング
ということで、空調工事におけるヒアリングの意義と具体的なポイントについて解説します。
空調設備工事は、単に「冷やす」「温める」といった機能を提供するだけでなく、そこに暮らす・働く人々の快適さと健康を直接左右する重要な工事です。そのため、お客様の生活スタイルや使用環境、価値観を深く理解するヒアリングが欠かせません。
目次
空調機器にはさまざまな種類・能力があります。ヒアリングにより「どこで、何人が、どの時間帯に使うか」を把握することで、過不足のない機器選定が可能になり、過剰なコストや不快な温度ムラを防げます。
例えば「静音性を重視したい」「とにかく風が直接当たらないようにしてほしい」「空気清浄機能が欲しい」など、快適さの基準は人それぞれです。要望の本質を引き出すことで、“体感的に満足できる”空間を設計できます。
ヒアリングで「光熱費を抑えたい」「メンテナンスは簡単な方がいい」などの希望を事前に確認していれば、設計・施工後の不満や仕様変更による手戻りを防ぐことができます。
項目 | ヒアリング内容の例 |
---|---|
使用目的 | 住宅・オフィス・店舗・工場など |
利用人数・時間帯 | 常時使用/昼間だけ/夜間のみ等 |
快適性の希望 | 温度・湿度・音・風の流れへのこだわり |
機能面の希望 | 空気清浄、換気連動、省エネ性能等 |
メンテナンス | フィルター掃除や定期点検の希望頻度 |
設置条件 | 天井高、設置スペース、電源状況など |
お客様の言葉をそのまま受け取らず、意図をくみ取る
「涼しくしてほしい」は、「風が直接当たらない設計」にすることかもしれません。
専門用語を避け、わかりやすく説明する
「冷房能力が3.6kW」よりも「この広さなら夏でもしっかり冷えます」と伝えた方が安心されます。
図や写真を使い、完成イメージを共有する
視覚的な情報は理解を深める手助けになります。
空調設備は、完成してからでは簡単に変更できない“空間の質”を左右する存在です。その質を高めるために欠かせないのが、お客様との丁寧な対話=ヒアリングです。要望の本質を引き出し、それに応える設計・施工を実現することこそが、信頼される空調設備工事業者の姿と言えるでしょう。
三絆空調設備では、豊富な保守プランと専門スタッフによる確かな技術で、空調設備の長寿命化と安定稼働をお手伝いします。ぜひお気軽にお問い合わせください!